いい音楽

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日々のこと、9月22日。『2020』と2021年とeastern youth。

どこぞで公言したかは定かではないが、2020年の年間ベストはeastern youth『2020』だった。 2020年8月19日、奇しくも僕の誕生日その当日にリリースされたこのアルバム。当初はサブスク...
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日々のこと、2020年8月6日。最近見聞きしたもの。

近頃はレビューなどもめっきり書かなくなってしまったけれども、そうして見聞きしたカルチャーをただただ時間の中に泳がせておくのは勿体無いし、どうしたって僕らは忘れてしまう生き物なのでこうして言葉で残してお...
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優しい幽霊たちの肌触りと豊かな引き算。ミツメ『Ghosts』

国内インディー界の雄、ミツメの待望の新譜は、まずジャケからして良すぎる。 何もいないはずなのに、何かが在る。そんな違和感が拭いきれない圧倒的な空白。のどかな春の風景と飲み込まれそうな深い森の対比。 『...
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続く日々と燃える想い。お守りみたいな音楽、カネコアヤノ『愛のままを/セゾン』

前回の閉店間際「カネコアヤノが歌の中で二回言うことは本当に大事なこと」という話題で盛り上がってたのしかった — はくる (@silonica) April 30, 2019 このツイートをもって、また...
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柴田聡子『がんばれ!メロディー』で炸裂したポップネスとあまりにも良い歌詞のこと

この世があまりにもカラフルだから、僕らはいつも迷っている とは、森絵都『カラフル』の書き出しの一文だが、柴田聡子の通算5枚目となるアルバム『がんばれ!メロディー』のあまりのカラフルさには、随分と戸惑っ...
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等身大で飾らないグッド・メロディー。三輪二郎『しあわせの港』

初っ端からとても失礼な事を言うけれども、三輪二郎というアーティストの事を知っている人が、世の中にこんなにもいるとは思わなかった。 相変わらず三輪二郎さんも最高ですね。ギターは小さなオーケストラとは某三...
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グロテスクで美しくて、身を焦がす音楽。GEZAN『Silence Will Speak』

再生ボタンを押した瞬間、マヒトゥ・ザ・ピーポーの獣のような咆哮が迎える。それはもう理性とか芸術みたいなものとは全くかけ離れていて、衝動に身を任せた男の咆哮でしかない。それはある種のグロテスクさすらたた...
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スウィート・クラフト・ヒップホップ。Mom『PLAYGROUND』

SpotifyやApple Musicが登場した頃、僕は未来の音楽シーンにとにかくワクワクしていた。 CDを買ったりレンタルする事でしか手に入らなかった音楽。海を渡り、何万キロもの距離を越えて手に入る...
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Toro y Moi『Outer Peace』はアルバムよりも楽曲で聴きたいね

Toro y Moiの新譜『Outer Peace』からは、「安易なエレクトロファンク」という印象を受ける。 僕は批評家でもないし英語ネイティブでもないので、余程耳につく歌詞でもなければ、洋楽を聴くと...
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