再生ボタンを押した瞬間、マヒトゥ・ザ・ピーポーの獣のような咆哮が迎える。それはもう理性とか芸術みたいなものとは全くかけ離れていて、衝動に身を任せた男の咆哮でしかない。それはある種のグロテスクさすらたたえていて、身構えずに...
オルタナ
Tagged
Tash Sultanaの1stアルバムがちょっと震えちゃうくらいの怪作だ。良い、というか良すぎる、というか良すぎて死ぬ。サイケデリックな曲展開、怪物的なギタープレイ、そして魂震わすパワフルなボーカル。とにかく良い。一も...
Mitskiを聴く時はボリュームを一つか二つ、上げて聴くようにしている。彼女の息遣いや声色、その歌に込めた感情の一つ一つを、余すことなく受け止めるためだ。 聴くのにある種の覚悟を要するほどの熱量で込められた情念。前作から...
「こういう時このアルバムくそ響くよ!」を提供するNow Playing、記念すべき第10弾は正体不明のおっさん、Simon Iのセルフタイトル。 ググっても大した情報が出てこないし、アルバムもこのセルフタイトル1枚のみ。...
「こういう時このアルバムくそ響くよ!」を提供するNow Playing、第9弾はアメリカのエモバンド、Into it. Over it.『PROPER』 こないだたくちゃそさん家行った時に棚漁ってたらInto it. O...
踊ってばかりの国、というバンドが大好きだ。 正確に言えば大好きだった。 そして今、再び大好きなバンドの一つになった。 メンバー変更を経て完成された現在の踊ってばかりの国の新曲『サイクリングロード』『メロディ』の話をしよう...
何故キングオブコメディの今野が突然『東郷清丸』などと名乗ってアルバムをリリースしたのか。その好奇心を抑えきれずApple Musicでこのアルバム『2兆円』を聞いたらば、なるほどこいつはキンコメ今野ではない。 溢れる宅録...
キューバ出身ってだけで垂涎モノなのだが、何はともあれこのライブ映像を見て欲しい。 『Ibeyi』の音楽性 そもそも『Ibeyi』の音楽のジャンルを考える時、この音楽を定義するに相応しいジャンルなど存在しない...