嗚呼、フジロック。
最早10日後にまで迫ったフジロックのことを考えていると、どうにも仕事など手につかない。職場の人達は僕がフジロックに行くことで心身共にMAXリフレッシュし、新卒社員時代の従順さとひたむきさを取り戻してくると思っているらしいがそれは違う。フジロックが終わった後、僕らの心に残るのは「一年後」という遠すぎる楽園に打ちひしがれた寂寞の思いのみである。
さて、そんなフジロックの醍醐味は何と言ってもフェス飯であろう。『吉祥寺 肉山』の初参戦、『MTTD(舞茸天丼)』の不参加など、今年のフジロック飯は波乱の予感である。そんな波乱の飯ラインナップの中から、僕の第一級おすすめラインナップをご紹介したい。
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肉山
今年の僕の大本命は何と言っても、A5和牛のコスパの殿堂・吉祥寺『肉山』である。
予約は毎月1日にしかできず、リピーター席の予約は半年待ちとも言われている超人気焼肉店である『肉山』がフジロックにやってくるとなれば行かない訳にはいかないでしょうよ!!!
あわよくば店の人と仲良くなって予約とか取りたい。
JASMINE THAI
僕らの理解の範疇を超えたドラッギー且つアディクティブな美味しさを誇るグリーンカレーの黄金城・『JASMINE THAI』
毎年3日間で最低でも3杯は食べてしまう輩が続出。そのあまりの美味しさに食べ終わるやいなやおかわりをしてしまう人も何人も見てきた。
「JASMINE THAI食いてぇ」と「フジロック行きてぇ」は同義です。
ぞうめし屋
昨年食べて完璧に美味かったのがこの、ぞうめし屋の『肉みそタコライス』
優しい甘みとしっかりした旨みの肉みそがご飯にバッチリ合う。コスパも良く、自信を持ってオススメできる一品!
Rans kamakura
今年が初参戦らしい『Rans kamakura』
フジロックでハンバーガーっていうと『天国バーガー』一強みたいな感じだったから期待が高まる。打倒・天国バーガー。
朝霧食堂
昨年は朝霧JAMにも行った僕。
フジロック飯の常連・朝霧食堂には僕が愛してやまないドリンクがある。それが『朝霧牛乳』である。
その圧倒的な牛乳としての旨味の前にはビールですらも霞んでしまう。暑さにやられた僕らにトクトクと染み渡る冷たい朝霧牛乳はフジロックのベストドリンクであると言っても過言ではない。
個人的には朝霧牛乳を使ったカクテルやカフェオレも最高におすすめ。キャラメルミルクは背徳の美味さです。
SAKURAGUMI
「ヘブン行ってピザ食おうぜ」
例え楽しみにしていたアーティストがGreenで代表曲を披露しているとしても、ほとんどの人間はこの魔法の誘い文句を断ること能わざるなり。
一枚一枚の単価は高くともヘブンの雰囲気と音楽の中、みんなでシェアして食べるピザの美味しさは語るべくもない。
SWNKA SHANKA
写真のもっちり揚げパンサンド的な『フライブレッド』は僕が初めてフジロックで食べた飯である。
それ以来ボードウォークを抜けてすぐ、この店の看板を見るたびに僕のフジロック初期衝動は呼び起こされ、気付けば右手にはビール左手にはフライブレッドを握っているというエモい店。
思い出補正を抜きにしても最高に美味しく、フジロック以外では食べられないレアフードなので要チェックです。
ところ天国
噂をすればところ天国である。
噂によると3日間で500万円を売り上げるとも言われているフジロック飯のド本命・『ところ天国』
その定番メニューである『天国バーガー』は当然天国的に美味いハンバーガーであり、フジロッカーならば一度は口にしたことのある超定番フジロック飯である。
とはいえここ数年の天国バーガー並びすぎじゃないですかね?
越後きつね屋
こんなの去年あった?
クソ美味そう、絶対食う。
森のハイジカレー
『天国バーガー』と並んでフジロック飯の二大巨頭である『森のハイジカレー』
こちらもめちゃめちゃ並ぶが、男盛りにしてトッピングがフル装備となった『森のハイジカレー』は王者たる風格さえ備えた最強のカレーとなる。
キンキンに冷えたトマトやキュウリが食べられるのもかなりグッド。
櫻川
ミシュラン一つ星を獲得した高級美食が昨年初めてフジロックに上陸。
旧Orange Court跡地という不利なロケーションながら僕らの記憶に圧倒的な美食体験を刻んだ超新星(スーパーノヴァ)
野外フェスで『鱧にゅうめん』が食べれるのは櫻川だけです。
おわりに
フジロッカーにとってお腹いっぱい食べて、ベロンベロンになるまで飲んで、フラッフラになるまで踊るのは義務です。
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