中目黒『Patisserie La Glycine』のケーキ

いいご飯

大の男が『お気に入りのケーキ屋さん』などと抜かそうものなら、お姉呼ばわり待ったナシだが、僕はこの記事を書くにあたってお姉の烙印を押される事も辞さない覚悟で臨んでいる。それくらいこのケーキ屋さん『Patisserie La Glycine』のケーキは見た目も味も大好きなのでご紹介。

感想

シティボーイたるもの、大切な日を彩る極上のパティスリーの1つや2つはストックしておくものである。とはいえ表参道とか銀座にあるパリッとしたケーキ屋さんってちょっと敷居が高い。そんな時に肩肘張らずにフラッと立ち寄れて、なおかつお洒落で可愛いケーキ屋さんを知っていると何かと便利。中目黒にある『Patisserie La Glycine』は、まさにそんなケーキ屋さんの1つ。

僕の頭の中でPOPEYEに出てきそうなハーフのモデルが「ここのケーキ、美味しくて好きなんだ。ちょっと駅から遠いけどね」って言ってる。

中目黒駅から、目黒川沿いを池尻大橋方面へ歩くこと約10分、実にビビッドな紫色である。ちなみに店名のグリシーヌとはフランス後で「藤の花」という意味。花言葉は「最高のおもてなし」。「この外装は店名に因んでいるから、正確には紫色じゃなくて藤色だね」なんて気の利いた知的トークの一つも繰り出そうものならシティボーイの仲間入りである。

ケーキ屋が最高な理由は沢山あるけれども、誰もが共感するのは「ドアを開けた瞬間の甘い香り」と「宝石箱みたいなショーケース」の2つ。特に前者はデパ地下じゃ味わうことができないケーキ屋さんならではの最高ポイントだし、このケーキ屋さんのショーケースは本当にファビュラス。

色とりどりのデッカいマカロンと、ケーキと、手書きの説明書き。これにワクワクしない女の子はいないはず。

この日買って帰ったのはこの2つと、

こいつ

 中にはこんな遊び心だらけのケーキも。

どのケーキも見た目がキュートだし、値段もお手頃、そして何より甘すぎない。生クリームがたっぷり乗ってても重たくないし、カスタードがべったりでもフルーツでさっぱり仕上がってたりする。甘さのバランス感覚が抜群という印象。特に秋になると出てくる「和三盆を使ったモンブラン」は本当にオススメ。完全にベスト・モンブラン・エヴァーなので秋になったら皆行くべし。

マドレーヌやクッキーなどの焼き菓子も揃っていて、甘いものが食べたくなったらここで買って帰れる場所に家を持ちたいと何度も思っているくらいのケーキ屋さんである。

 

おわりに

ここ5年くらい、ケーキを買う時はかなりの頻度でここまで買いに来ている。誰にあげても美味しいって喜んでくれるし、多少駅から歩こうとも買いに行く甲斐のあるケーキ屋さん。

あと、『お気に入りのケーキ屋さん』って言ってみると中々気分が良い。マウンティングにどうぞ。

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