最近のこと 2024年1月22日

日々のこと

日記の遅れが間も無く2週間に及ぼうとしているので冒頭文は割愛させてください。今から翌週分に取り掛からねばならぬのです。

アイキャッチは最近飾っている雪柳の写真。小さな白い花がポツポツと咲いてきて、長持ちするので好きな枝物だ。

1月22日 月曜日

音楽ディグが捗った日。松木美定『THE MAGICAL TOUCH』とboygenius『the record』がとても良かった。

松木美定は2年ほど前に『人生の銀幕』を聴いたのが初めてで、それから2年越しの1stフルアルバムリリース。浦上想起やayU tokiOにも通ずる、複雑なのに煌びやか、それでいて軽やかに躍動する音楽たちに、僕の心は鷲掴みにされた。彼の音楽ってずっとキラキラしてるのだよな。ステージライトに照らされてきらめく光の粒。その最高の瞬間がずっと続いてくれるような、そんな贅沢な美しさを彼の音楽には感じる。これまでもこれからも、ずっと好きな音楽だ。

恥ずかしながら、boygeniusがPhoebe BrigdersとJulien BakerとLucy Dacus(彼女は存じ上げませんが)によるグループだということを今更知りました。それだけ去年は音楽から離れていたことの証左でもある。感想は最っ高の一言。3人それぞれが卓越したアーティストであり、そんな彼女らのソングライティングはユニット内でも存分に発揮されていて、一聴してどれが誰の曲かが分かるほど。だがその個性は決して突出せず、ただただ美しく溶け合い、調和する。アルバムのオープナー『Without You Without Them』で見せる彼女らのコーラスワークのあまりの美しさには、「これで十分!」と思わず膝を打つ充実した音楽体験だ。全曲に彼女らの血流を感じ、それでいてどこかおとぎ話のように触れることの叶わない幻想的な美しさを湛えている。まさに怪作。こんなアルバムを素通りしていたとは何とも勿体ない。

この1ヶ月はとにかく2023年リリースを聴き漁っていて、その豊作加減にびっくりしています。去年、実は音楽的にとてもリッチな一年だったのでは??

夜になってから、ピッコマで開催されていた佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』全話無料キャンペーンに気が付く。『バチバチ』シリーズの三作目。作者の突然の死去により未完でありながらも、この上なく美しいラストシーンを迎えた作品である。スポ根のど真ん中を突っ走る最高かつ大好きな作品でありながら、何せ巻数が多いので買うのが憚られていた作品でもあったので、これ幸いと全ての作業を中断して読み始める。もっと早く気付いていればと後悔しつつ、残されたわずかな時間で好きな取り組みだけは読み切ろうと飛天翔戦、蒼希狼戦、丈影戦、天雷戦、王虎戦、猛虎戦を読み終えたところでタイムアップ。まんまと相撲熱再燃。現役力士だと僕は貴景勝が好きで、彼のスタイルはまさに飛天翔なのだよな。今場所は貴景勝も高安も休場してしまっていて、新たな推し力士を見付ける必要に駆られている。

1月23日 火曜日

世間がZAZEN BOYSの12年ぶりの新譜『らんど』の話題で埋め尽くされている。僕はZAZENにもナンバガにも、特段強い思い入れがあるわけではないが、やはり向井秀徳のニューアルバムとなると聴かない訳にはいかない。と意気込んで聴いたものの、やはり僕はきちんとZAZENとナンバガを通っていないことが浮き彫りになってしまった。アイデンティティ内の向井秀徳の不在。かなり聴きやすいアルバムだし、エネルギーがすごいことも、演奏のレベルが高いこともわかるのだが、その本質を掴み取るには至らなかった。

ナタリーに載っていたインタビューがノリノリでめちゃくちゃ面白かったので、皆様もぜひ。忙しい方は冒頭だけ読めば大丈夫です。

ZAZEN BOYS「らんど」インタビュー|なぜ新作完成に約12年の年月がかかったのか?向井秀徳が明かす“地獄の自我” - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
ZAZEN BOYSがニューアルバム「らんど」をリリースするという情報は、音楽ファンに大きな驚きとともに迎えられた。というのも、彼らが新作音源を発表するのはアルバム「すとーりーず」から実に約12年ぶりだったからだ。その長い年月の間もZAZEN BOYSは変わらずライブ活動は続けていたが、ベーシストがチェンジし、ステージ...

1月24日 水曜日

フリーランスの最大の利点を活かし、平日ど真ん中にモネ展へ。流石はモネ、平日ながら中々に混んでいる。早めにチケットを買っていたので入場は問題ないものの、中はかなり混んでいたのでやはり展示終了直前は避けるべきか。それにしてもモネってめちゃくちゃ絵上手いですね。あの水面の描き方は発明。僕は絵画に対して全くの無知なので、印象派の何たるかも知らないレベルだったのだが、印象派、結構好きかもしれない。世界の解像度を少し落として描かれた曖昧な風景を見ていると、リアルさと幻想の狭間を揺蕩っているような感覚がある。絵画がわからない僕は色彩の美しさと絵の巧さというシンプルなものさししか持っていなかったのだけれども、少しだけ芸術鑑賞のスキルが高まった気がしたな。

絵画とは違うが、先日Twitter(新X)で1638400という驚異的なISO値で作品を撮る写真家さんを発見した。写真という究極に写実的な媒体に、あえてノイズを乗せることでリアルから遠ざかる手法は、どこかモネとも近い感じがする。シンプルに作品がかっこいいので皆様もぜひチェックしてみてくださいませ。

ちなみに展示自体は意外と見応えがないように思いました。連作がテーマなはずのに、各2作くらいしかなくて、どうせなら一室丸っと1シリーズで使い切るくらいのものが見られたら良かったな。集めるの無理なんですかね。無知なので馬鹿言ってたら本当すみません。

その後は御徒町・羊香味坊へ。今や泣く子も黙るチェーン展開を果たした味坊系列。気づけば都内に8店舗もあるらしいですよ。全部評判がいいのがめちゃくちゃすごい。羊香味坊に行くとシンプルに羊肉ばかり食べてしまう。そして結局ラムチョップが一番美味しい。コスパも高いし、混んでる以外に欠点が無い店だ。平日早い時間から飲めるのもニクい。

1月25日 木曜日

リンダカラー∞の右の男、何か見覚えがあるなと思っていたら、よくサンシャイン池崎のギャラクシーチャンネルに出ているたいこー氏だということに気が付きました。朧げに持っていた既視感を解決した時の快感、飛べます。リンダカラー∞時の彼と池崎の後輩としての彼が違いすぎて一致しなかったのだよな。どちらにしても彼がめちゃくちゃに面白かった記憶はないのでこれからに期待したい。

リンダカラー∞は完全におもしろ荘にフォーカスしていたので、どうしても一発屋感が強くて心配になってしまう。が、彼らを取り巻く環境はとてもいい感じなのだよな。同じく色モノ枠で上がってきたぱーてぃーちゃんとちゃんぴおんずに囲まれ、みんなして伸び伸びやっていく感じが実に好ましい。欲を言えばDenの脇を固める2人がもっとフックアップされるようになって欲しいが、それはゆくゆくでいいか。あとりなぴっぴはシンプルに美人なので人気出ると思います。Youtubeチャンネルも登録しました。

1月26日 金曜日

母の誕生日祝いに、町田までご飯へ。夜の町田を歩いていると、僕が住んでいた頃よりも大分栄えているように見える。僕が住んでいたのは2014年までで、当時は大学2年生。地元に友達もいないので、町田にいる時はいつも1人でゲームセンターでドラマニに精を出したり、意外にもたくさんある古着屋を物色したりしていた。なので昼食を食べることはあっても飲みに行くことは極稀で、僕は町田については多くを知らない。それでも駅前のマルカワが不動産屋になっていたり、カオス喫茶店『プリンス』が閉店したり、逆に仲店通り商店街は変わらず健在だったりと、住んでいた町を懐かしむことができたのは良かったな。引っ越しが多かったこともあって、長く住んだ街はこの町田と下北沢くらいのもので、そういう記憶は大切にした方が良さそうだ。昔下北沢に寄せて書いたこんな記事のことを思い出した。今読んでもそんなに悪くない。

下北沢に寄せて
忘れもしない2013年3月23日。この日を境に下北沢という町は大きく姿を変える。 永らく地上を走っていた小田急線が地下に潜り、悪名高い「開かずの踏切」たちがその役目を終えた日だ。あの日、いつものように...

余談ですが、町田のブックオフって日本一売れてるらしいですよ。エロ本めっちゃ売ったんですかね。

1月27日 土曜日

昼から友人と麻雀。渋谷に『華』という最高の雀荘があって、彼らと打つ時は大体ここだ。ビールの中瓶が350円なのがあまりにも最高、というかほぼ原価では?僕らは皆酒飲みなので、ワインを2本持ち込み(持ち込みも自由!)、結局最初から最後まで飲み続けた。打って飲んで吸って6時間弱。文字にするとちょっと良すぎるな。この日僕は初めて四暗刻テンパりました。上がれなかったのが惜しまれる。

この日はこのまま渋谷で終電まで。奇跡的に岩盤の早割チケットを引き当てた後輩を労ったり、翌日に麻雀のプロ試験を受ける後輩の話を聞いたりと楽しい夜。二軒目に入った居酒屋の壁が一面鏡張りで、ふとした時に酔っ払った自分と目が合って現実に引き戻されるのが面白すぎたな。皆もやるといいですよ。自分って酔ってる時こんな顔してるんだって発見になります。僕は基本ずっと笑ってました。酒飲みの鑑。

1月28日 日曜日

前日の長酒で午前中を寝潰す。のそのそと起き出したはいいものの、無性に耐え難くなりランチタイム終わり際に下北沢・らーめん玄へ。二郎系って一度目に入ってしまうとそれ以外考えられなくなりますよね。相変わらず玄は美味しい。昼はスープが煮詰まっていないので比較的すっきりした味わいなのがこれまた好みだ。また2ヶ月後くらいに食べたくなりそうな予感。

昔ジロリアンの後輩と住んでいる街の話になった時、どんな説明よりも「らーめん陸の近く」という1フレーズが分かりやすかったのをよく覚えている。僕が池ノ上に住んでいると話したら「千里眼の近くですよね?」とか「玄も徒歩圏内じゃないですか」とか言ってくるので、ジロリアンはきっと二郎系で土地勘を把握している。

帰ってきて前週分の日記を書きながら、ずっとYoutubeを垂れ流していたので、中々の数の動画を流し見。最近のお気に入りはエバース。M-1敗者復活のケンタウロスのネタは抜群だし、野球ネタの絶妙なラインが僕に刺さっている。中でも僕は町田が好きで、妙に一本気なところや、そこはかとないヤンキー感がかなりツボだ。僕が後輩だったら絶対に仲良くなりたいし、先輩だったら飲みに連れて行きたい。落ち着いていて胆力もあるし、ツッコミのフレーズもキレてるし、何より声が良い。低めで心地よく、聞きやすい声はめちゃくちゃな強みだと思うのだよな。平場も行けるし、何よりネタが面白いので遅かれ早かれ必ず売れるだろうな。エバースは売れる。ここで断言しておきます。

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