日々のこと、2018年9月16日

日々のこと、2018年9月16日

そぼろ丼にハマっている。卵と鶏の2色のやつだ。材料が少なくコスパも良い。何より弁当で持って行く際には、美味しさ手軽さ美しさの全てを兼ね備えた最強のメニューだとすら思っている。卵とか鶏のそぼろって店で食べるようなことはほとんど無い。だから、僕の記憶にあるそぼろは全て母が作ったそぼろだということになる。自然と自分で作る時も目指すのは母の味になるのだが、卵そぼろがなかなかあの味にならない。鶏そぼろは簡単に母の味を再現できたのだが、あの卵そぼろのふわふわ感と甘みがどうも出せないのだ。今度母に会った時にでもコツを聞いてみよう。

アイキャッチはよく行く寿司屋のお刺身盛り合わせ。鰹と貝が美味しくて大好きだ。








日々のこと

木曜日、ふと母によく言われていた「お弁当箱出しなさい」という言葉を、前日の弁当箱を洗いながら思い出していた。弁当を作るようになってからというもの、相変わらず弁当箱を出す癖が身に付かない。自分で作って自分で食べて自分で洗うから別に構わないのだが、木曜日のお弁当箱は金曜日の朝に洗うし、金曜日のお弁当箱は月曜日の朝に洗う。三つ子の魂百までって言うけどありゃホントだね。ちょうどそのタイミングでAマッソ加納のこのコラムを思い出した。

記事:第3回「お前は穴や、」

ところで、「さきお風呂はいりー」と言うために生まれてきた動物・オカン(♀)は、この夜も生きる目的を遂行していた。

この一文を繰り出された瞬間に僕のAマッソに対する愛が爆発した。ゲラニチョビは見られるものは全部見ているし、Youtubeに上がっているネタも片っ端から視聴済みだ。奇抜な設定のネタと加納のセンスフルなツッコミが特徴的な彼女達、ジワジワと来ている感じはあるが、一日も早く表舞台に立って欲しいな。

記事:Aマッソのゲラニチョビ『マジカル・オオギリ・ツアー』が最高に面白いから皆見た方がいい

金曜日、前日のあれは何かしらの虫の報せだったのか、母からたまには飯でもどうだという誘いを受け、町田の実家の方まで足を延ばす。昔から家族でよく行く寿司屋があって、そこに行った(アイキャッチのお店)。この日のベストアクトはのどぐろの握り。脂がこれでもかと乗っていてとんでもなく旨い。あれはもう旨さの暴力だ。思えば高校生の頃にこの店で食べたのどぐろの刺身も今まで食べてきた刺身の中で一番美味しかった覚えがあるし、のどぐろを越えて日本海への感謝で満たされる。時に、「のどぐろ」はあくまで別名で、本当は「アカムツ」だって事知ってました?色違うやんな。

土曜日、祖父母に会いに神戸へ。けれどもその前にひとサウナキメたくなってしまったので笹塚のマルシンスパへ立ち寄る。下北に住んでいた頃は週1ペースで通っていた古巣サウナだったのだが、久々のマルシンスパはやっぱり最高で大気圏までぶっ飛ばされてしまった。何と言ってもサウナが良いのだよな、高温多湿のベストサウナだ。都内のサウナはあちこち行ったけれども、結局マルシンスパが一番ととのうかもしれない。調子に乗って「井の中の蛙大海を知り、井の中の良さを思い知る」という諺を作りあげ、Twitterに投稿しようかと思ったがすんでのところで思いとどまった。助かった。

記事:笹塚『天空のアジト マルシンスパ』は最高だぞ

祖父母には夕食に鱧をご馳走になる。鱧って湯引きや天ぷらで食べるイメージだったけれども、専門店のここでは刺身や照り焼きや鱧鍋で食べることができて、これが正しく頬が落ちる美味しさだった。お値段もそれなりだが、それに十二分に見合う人生トップレベルの美味しさに祖父母への感謝が止めどない。

ちょうどシーズンも終わりかけの時期だったらしく、ベストなタイミングで食せて大満足。硬い小骨が多すぎる鱧は「骨切り」という調理法が必須。身に驚くほど細かく包丁を入れて骨を細断するという技術なのだが、これって特殊調理食材(島袋光年『トリコ』)みたいでカッコいいよな。

日曜日、東京に帰る新幹線でオードリー若林『ナナメの夕暮れ』を読み終える。これがもうとにかくグッとくる素晴らしいエッセイで、オードリーのオールナイトニッポンを毎週聞いていた頃のマインドが見事に甦った。著作の感想は記事を読んでいただくとして、最近はYoutubeに上がっている過去分の放送をひたすら掘り起こしているのだが、どの回を聞いてもあのグダグダとしたオープニングトークを愛してしまう。フジイのオードリー愛、完全復活です。

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記事:自意識と生き辛さとリトルトゥース。若林正恭『ナナメの夕暮れ』

飛んで火曜日、渋谷の立ち飲み屋『富士屋本店』が今年10月末で閉店するという報せに愕然とする。僕は立ち飲み屋が好きだ。確かに疲れはするけれども、なんだかお酒のペースが上がる気がするし、立っていることで会話にも勢いがつく。特に普段あまり飲みに行かない人と行くと、打ち解けるスピードが段違いだからオススメです。富士屋本店といえば創業130年を超える立ち飲み屋の真祖とすら言える名店。いつ行っても隣の人と肩が触れ合うくらい混み合っていて、活気があって、料理もお酒も美味しすぎず質素すぎず実にちょうど良い。そして何と言っても値段。どれだけ飲んでも2000円台で収まるあのコスパには、社会人になった今も助けられまくっている。けれどもそうか、閉店か。あと1回くらいは行っておきたいな。

水曜日、仕事中にRubel『Casas』を聴いて見事に爆睡。元々仕事中とか結構眠くなってしまうタイプなのだが、このアルバムの心地良さはいくら何でも反則だ。MPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)という耳慣れないジャンルにカテゴライズされるらしいこのアルバム。要はブラジルのポップミュージック、B-POPである。元々あまり聴くジャンルの音楽ではないので決して詳しくはないのだが、キリンジやLampのルーツの一つでもあるこの音楽には、やはり耳慣れたものを感じる。何と言っても言葉の響きが良いよな。耳あたりが丸くて柔らかく、実に心地良い。ブラジル音楽界隈でも話題のアルバムのようで、文句なしの良盤である。

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木曜日、下北の街をあげての大イベント、カレーフェスティバルのニュースを目にする。普段から下北にいる人間からすると、あの時期って人が多すぎて甚だ迷惑な話なのだが、昔カレーマン(カレーフェスの主催者)から経済効果は何億円みたいな話も聞いたし、今となっては街の経済を支えるモンスターイベントだ。ちなみにカレーマンは普段(カレーフェス以外の時期)はラッパーとして活動していて、カレーフェス中はラジカセとマイクを握って町中をラップしながら練り歩くファンキーさも持ち合わせている。カレーマンからから聞いたカレーの話はどれも面白くて衝撃的だったが、中でも

スープカレーはね、鍋だよ

という言葉はずっと胸に残っている。スープカレーの美味しさは認めた上でのこの発言、身もふたもない。あまりにも名言だ。

金曜日、仕事の友人達が誕生日を祝ってくれると言うので飲みに行く。お酒の勢いか華金のせいか、気が付けば深夜の2時にテニスをしていた。友人がネットで探し当てた品川のテニスコートはなんと明け方まで営業していて、完全個室コート、レンタル品完備という極上の深夜レジャースポットだったのだ。ちなみに僕の運動神経は絶望的で、特に球技は酷い。むごいと言っても良い。テニスなんて体育の授業で一番嫌いだったくらいなのだが、大人になって酔っ払いながらやるテニスは下手くそなりに楽しかったな。とても楽しい夜であった。次行くまでにブーメランスネイクが打てるようになりたい。

 

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