ポップス

いい音楽

少しだけスペシャルな日常を歌うSSW、カネコアヤノ『祝祭』

カネコアヤノが書く曲は、どれも僕らの生活の延長線上にある。いつもの日常から手を伸ばせば届く、ほんの少しだけスペシャルな場所を描いた楽曲。僕はその事を「暮らしがある」と表現したりもするのだけれども、彼女...
Now Playing

Now Playing Vol.8 – 夏の入り口に激甘の渋谷系を。カジヒデキ『lollipop』

「こういう時このアルバムくそ響くよ!」を提供するNow Playing、第8弾は渋谷系最後の生き残り、カジヒデキの『lollipop』 御歳51(2008年のアルバムリリース時は41歳)にもなってこん...
いい音楽

cero『街の報せ』を聴く人が一人でも増えればいい

cero『街の報せ』を聴くだけで、いつもの街並みが姿を変える。 シャッターの降りた店、回送のタクシー、ドアの開いたままの電話ボックス。自然と僕の頭に浮かぶのは夜の風景だが、この曲を聴いて思い浮かぶ景色...
いい音楽

梅雨の憂鬱に寄り添う音楽。空気公団『僕の心に街ができて』

空気公団の音楽はいつだって澄んでいて、するりと僕らの心に染み入っていく。 梅雨時の曇り空やどんよりと湿った街の空気。僕らの心に翳りを落とすそれらを、空気公団を聴いていると許そうと思える。それどころか愛...
いいライブ

渋谷WWWで『キセル』と『Gofish』の2マンを観た

この2マン、いくら何でも僕得すぎる。 昨年末にリリースされた『肺』というシングルが、昨年のベストシングルもかくやという最高のトラックだったGofish。正直知名度はまだまだ低いものの、その楽曲はいずれ...
いいライブ

間違いなく2018年ベストアクト。落日飛車《Sunset Rollercoaster》のライブを観た。

夢のようなライブだった。 落日飛車、生きてる内にライブ観られて良かったってレベルでマジで良かった。今年観た中でダントツ、死ぬ前に走馬灯に絶対出てくるレベル。最高、最高だ。 — フジイコウタ (@rep...
いい音楽

民族的で都市的、ポップスの境地を切り開く大傑作。cero『POLY LIFE MULTI SOUL』

「ceroの新譜」は、いつだって音楽界の新しい一歩だ。 ネオソウル・ファンクのブラックグルーヴを下地に、極めて現代的なポップスとして昇華させた前作『Obscure Ride』から3年。最新作『POLY...
いい音楽

cero『POLY LIFE MULTI SOUL』は、僕らに音楽を聴く楽しさを教えてくれる

ceroは、リスナーを信じている。 それはVo.高城本人も述べるところだし、その挑戦的な音楽スタイルはともすればたった3年で、今までのリスナーを置き去りにしてしまうほどに変革し、飛躍する。それでも彼ら...
いい音楽

正体不明の超才能アーティスト、あなたは『Mom』を聴いたか。

東京の夜のようにざらりとした耳触り、電子機器的なサウンドと生体的なゆらぎのあるボーカル。ヒップホップ、レゲェ、R&B、ポップス。ありとあらゆるエッセンスを横断的に散りばめながら、その正体は決して掴ませ...
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