2018年5月の振り返り

昨日ふと思い立って部屋の掃除をした。最近忙しくて部屋が荒れていたのもあるし、いよいよ僕の肘の皮が剥けたので肌寒い気候も終わりだという事で衣替えを敢行したのだ(僕の肘は季節の変わり目に必ず皮が剥ける。何故かはわからないが、どんなお天気お姉さんよりも、僕は自分の肘を信頼している。)

2018A/Wも活躍するであろうアイテム達を洗濯に回し、今シーズンで目ぼしい戦果を上げなかった服を選別していく。その中には昨シーズンの選抜を勝ち残ったにも関わらず今シーズン一度も出番のなかったような服も含まれていて、いやはや自身の慧眼に「あっぱれ」という賛辞を送る他ない。

そうして選別を進めていくと、次第にミニマリスト・ハイとでも呼ぶべき「とにかくモノを捨てたい状態」がやって来る。こうなってくると僕は強くて、今まで甘んじて存在を許していた数々のモノをゴミ袋に詰め込む。実家から持って来たシーツ(布団で寝てるので基本使わない)、貯めに貯めたアパレルの紙袋、意味もなく取っておいた箱(イヤホンとかガジェットのやつ)。今考えるとどれもこれも不要なのだが、ミニマリスト・ハイになっていない通常時の僕がこれらを捨てようとすると、どこからともなく「取っとけおじさん」が去来して、なんの根拠も無いままに「いいから取っとけ」と囁くのだ。はっきりと目にしたことはないのだが、きっと奴らの顔は大泉洋に似ていてどこか憎めない風貌なのだと思う。

さて、そうしていっぱいになった45リットルのゴミ袋を捨てる訳だが、これがどうにも気持ち良い。もはやゴミを出すためにゴミを溜めているのではないかと錯覚するほどに胸が空く思いなのだ。思うに、この快楽に取り憑かれたミニマリズム・アディクトが、特大の快楽を得るためにゴミを溜めに溜め込んだ成れの果てが、よくワイドショーなどに見られるゴミ屋敷の住人なのではなかろうか。

「触るな!」と喚くのは「そのゴミを捨てるのは俺だ!」という思いの裏返しであって、本当にあのゴミを捨てたいのは市役所の人間などではなく、長い時間をかけて究極までゴミを溜め込んだゴミ屋敷の住民その人なのだ。そう考えると彼らのあの理不尽な言動にも一貫性が出てくるというもの。むしろ彼らが丹精込めて必死に溜め込んだゴミを、機械的に捨てようとする市役所の人間の非情さの方が恐ろしいというものだ。

ミニマリズム、恐るべし。

気がつけばこんな話を1000文字も繰り広げてしまった。連休に遊びに仕事にブログにと、過去最高に大充実の5月を振り返ろうと思ったものの、もうここまででなんか満足してしまったので今日はもう筆を置いてしまおう。また会おう諸君。

 

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