その年記憶に残った雑多なあれこれをカオスなままに詰め込み、なんとなく一年の総括とするこの「色々ベスト」。書き始めて早4年、今年も僕が書いたり話題にあげたりするよりも早く、友人たちが書いてくれていて大変恐縮です。
さて、既に年は明けましたが、主催だったはずの僕が書いていないのもちょっとアレなので、遅ればせながら2020年の総括、行かせてください。
ご参加いただいた皆々様、本当にありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
ベスト・一日
2020年ベストの一日は間違いなく12月1日。
FETCとして初めてのサービスリリースを出したこの日は、前後数日まともに寝てなかったのですが、それが完璧に報われた一日。多方面からお祝いの連絡をいただいたり、実際に注文をいただいたり、「待ってたよ」とか「お疲れ様!」とか、インスタでもらう絵文字だけの反応も、一つ一つがべらぼうに嬉しくて一日中ずっとそわそわしてました。
これからも会社としてそういう瞬間をいくつも迎えたいと思うと同時に、この24時間は一生忘れないだろうという予感があります。
ベスト・漫画
逆に近藤聡乃『A子さんの恋人』最終巻以外あります?
ダラダラと続いた曖昧な三角関係にも終止符を打ち、それぞれの恋路・人生を選ぶあの物語に、これ以上ないフィナーレを飾ってくれた最終巻。あんなに終わって欲しくなかった作品なのに、いざ終わってみるとあそこで終わる以外の選択肢が見つからない。
間違いなく人生で10指に入る大好きな作品です。本当にありがとうございました。
ベスト・日記
三ヶ月くらい継続していた天声人語っぽい日記。ちょっと仕事でそれどころじゃなくなってしまったので中断してるのですが、今年はこれちゃんとやっていきたい。
今日のは日記とかでなく、親愛なるごっちゃんにだけ向けた文章になってしまったな
#藤井ノ日記 pic.twitter.com/sCJHHONlmV— フジイコウタ兼ピザ|FAR EAST TEA COMPANY (@repezen0819) October 9, 2020
自分を奮い立たせる意味合いもこめて、一番よく書けたやつ置いておきますね。
ベスト・ラジオ
2020年はラジオの年だったといっても過言ではないくらいずっとラジオを聞いてました。ハライチのターン、オードリーのANN、めがねびいき、みちょパラ、ラランドの声溜めラジオ etc…
そんな中でも記憶どころか歴史にも残るであろう神回は、やはり「霜降り明星のANN0」の6月19日回。
せいやのスキャンダルに対して、M-1出場時の正装で挑んだ2時間丸々ポケひみという狂気の偉業。ずっと意味わからないのに腹捩れるほど笑い倒したし、トータル5回くらい聞き直したんじゃないかな。
霜降り明星というコンビの地力が表れていた素晴らしいラジオでした。
ベスト・爆笑
2020年もM-1やキングオブコントなどの賞レースを始め、色々とお笑いを見てきましたが、中でも一番ハマったのは「真空ジェシカ」の漫才だったかもしれません。
この準々決勝のネタもめちゃくちゃ笑ったんですが、ガクのツッコミ、というか嘆きがめっちゃ好きなんですよね。川北の意味わからんボケの正体がガクのツッコミで全て明らかになる感じが見てて気持ちいいです。
来年は決勝出て欲しいなぁ。
ベスト・WEB記事
まあまあWEB記事読んでるものだからめちゃくちゃ悩みましたが、色々思い出した時にものすごく記憶に残っていたこの一本を今年のベストとさせてください。
ただただモノとヒトを羅列して綴られるストーリー。言葉が無いぶん読み手の想像力に委ねられるストーリーテリングと、意味があるのか無いのかわからない数多くのコマたち。そこに意味を見出すのも、敢えて装飾として意味を置かないのも、全部読み手に許された自由なんですよね。それでいて、読後感は万人が同じものを受け取るであろうと思える背骨みたいな一本通った本流が本当に素晴らしい。
この記事を書いていたらちょうど新作がアップされていたので、そちらも是非読んでみてください。
ベスト・一皿
なかなか外食にも行きづらい一年でしたが、それでも美味しいご飯はやはり生活を彩ってくれます。2皿ほど紹介させてください。(料理の写真を全然撮っていないことに気が付きました。今年はちゃんと写真を撮るのでご容赦を)
一味と茗荷のパスタ
近所のイタリアンで作ってもらった一味と茗荷のパスタ。材料からは微塵も感じないイタリアみ。けれども食べてみると紛れもなくイタリアンなんですよね。つなぎに使われたバターとカラスミのおかげでしっかりパスタとして成立している。茗荷を紫玉ねぎのように使うという発想が素晴らしい。このお店の斬新な閃きと完成度には、何度も驚かされました。
エミューのタルタル
もう一皿は茶割・中目黒店の「エミューのタルタル」。若いダチョウ肉をさっと炙って、お茶に漬けた長芋とタルタルにして食べるこの一皿。エミューの柔らかな歯応えと旨味、長芋の食感と後味にスッと現れるお茶のフレッシュさ。このシンプルな皿の上に何層にも感じられる奥行きと味わいが素晴らしい一皿でした。茶割、最高なので皆様も是非。
ベスト・花
去年末に今の家に引っ越してきてから、部屋に花を飾るようになりまして、月に2回くらい花を買い、水を替えたり茎を切ったりするのは、なかなかいい習慣だなぁと。家の中に別の時間軸を持っている主体がいるのって、なんかすごく良いんですよね。毎回驚きがあって、時計以外の形で「時間」を気付かせてくれるのが好きです。
そんな僕の2020年ベスト花は、芍薬です。
芍薬、めっっっちゃ咲く pic.twitter.com/EWEdG8hUeK
— フジイコウタ兼ピザ|FAR EAST TEA COMPANY (@repezen0819) May 28, 2020
「立てば芍薬、座れば牡丹」の芍薬。知らなかったのは芍薬ってめちゃくちゃでっかいんですよ。綺麗な淡い色の花弁がこれでもかというほど広がるこの花の美しさにばっちり射抜かれてしまいました。
今年も時期が来たら是非うちにお迎えしたいものです。
ベスト・気付き
2020年のベスト気付きは「低気圧、俺にも効く」です。
それで言うと全然気が付きたくはなかったのですが、去年までと比べて明らかに気圧が身体に影響を及ぼし始めてるんですよね。朝起きられない、やたら眠い、頭がぼーっとする。原因不明の軽い不調は全て低気圧が原因だと気が付いたのが今年の一番大きな気付きです。
対策とかできないことなので気が付いたところでどうしようもないのですが、「理由の分からない不調」が無くなったのは結構大きいですね。不調を全て低気圧のせいにすることで自責の念が薄まるのでおすすめです。
ベスト・女の子
毎年恒例ベスト・女の子のコーナーです。
去年軽い気持ちで「ベスト・女の子だけは書いてくださいね」って言ったのが皆さんの中に共通認識として残っていたらしく、以来全員書いてくれてるのがめっちゃ良い感じです。ありがとうございます。
満を辞して発表する僕の2020年ベスト・女の子は佐々木みうさんです。
何の人なのか僕もよくわかっていないのですが、おそらく女優さん。とにかく透明感と美少女然とした雰囲気がめちゃめちゃ好きでフォローさせてもらってます。
インスタにあげたらTwitterにも!って事だったので👗
もうひとパターンもあるから近々インスタに載せよっと。#ウェディングドレス#ウェディング#結婚式#プレ花嫁 pic.twitter.com/bt3cBryL3Y
— 佐々木みう (@lavender___3) November 23, 2020
25歳になりました。
いつも見守ってくれて、本当にありがとう。
大切な人を大切にできる大人になります。インスタに色々書いたので良ければ見てください☺️#誕生日#サウナの日 らしいよ。(笑) pic.twitter.com/yjWmLtoin1
— 佐々木みう (@lavender___3) March 7, 2020
誕生日がサウナの日なのも推せます。
Twitterのフォロワーが2000、Instagramでも1万人前後と完全にネクストブレイク勢なので皆で青田買いしましょう。
今年もよろしくお願いします。
総括しておくと後で読み返すのすごい楽しいんでおすすめです。
このブログをどれだけ更新できるかはわかりませんが、今年もよろしくお願いいたします。
友人たちの色々ベスト