日々のこと、2019年11月12日

日々のこと

当方、齢23にして尿酸値が7.0を超える程度にはビール好きである。25を回った辺りから下腹部は幾許かぽっこりし始めたものの、運動はしんどいからできる限り避け続けたい。次第に全身は柔らかさを帯び始め、中高の水泳部で鍛え上げた鋼の逆三角形は見る影も無くなった。そこに別段焦りも悲哀もなかったのだが、弊社CEOが妙に僕に筋トレを強いてくる。仕事に飽きるとおもむろにオフィスで筋トレを始め、同じメニューを僕にも強いてくるのだ。そんなこんなで最初はいやいや付き合っていた僕だが、次第に空腹時に限って腹周りに陰影が現れる様になっている。肉体というよりもいっそかまぼこに近かった僕ののっぺりボディに、ほんの僅かではあるがメリハリが現れつつある。

そうなってくるともう腹筋が楽しみになっているのだから僕って単純だ。根が怠惰な僕はジムに通ったりはしないのだが、オフィスで行う筋トレの負荷を次第に上げていき、毎日の筋肉痛に満足感を覚える。食事制限だのプロテインだのは面倒なので無視しているものの、いつ手を出し始めるかはわかったものではない。思えば学生時代、ラグビー部や野球部の友人たちが取り憑かれた様に筋トレに励んでいたのは、変化していく自分の肉体への陶酔もあったのだろう。高校生の頃、寮の部屋でラグビー部の友人達に急に呼ばれ、何かと思えば学年を代表するマッチョ達が思い思いのマッスルポーズ(上裸)で写真を撮っていたことがある。学年有数のマッチョに数えられている事への嬉しさ、実にバカバカしい事をしている恥ずかしさ、高校生の深夜テンションの楽しさ。あれは良い夜だった。自分で言うのもなんですがその時の写真、本当に面白いので見たい方はご一報ください。ほっこりします。

アイキャッチは後輩のなかしという男。『ラント』という名義で音楽を作っていて、先日彼がリリースした『アメリカの夜』というアルバムがあまりにも良いので、彼のプロモーションを少し手伝うことにしている。いずれ必ずフジロックのグリーンステージに立つアーティストなので、今のうちに聴いておくと良いですよ。

日々のこと、2019年11月12日

折坂悠太擁するのろしレコードの新曲『コールドスリープ』があまりにも良い。

君と僕で 暮らすなら あの星にしよう

何億光年かかっても あの星にしよう

居場所を決めた人間のひたむきさと力強さに満ち満ちたこの歌詞こそが人類きっての大発明だと断言してしまいたい。そしてこの曲を聞いてからというもの、結婚って破茶滅茶に凄いことなんじゃないかという気がしてならない。先日結婚した先輩や、子供が生まれたらしい友人の話を聞いてそのあまりの眩さに目が眩むばかりか、段々と獲得しつつあるアラサーの称号のリアルさと比例して遠のいていく結婚との距離感。いやはや、先は長い。

直近の感動といえばやはり『BLUE GIANT SUPREME』の新刊だろう。

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少し前にこんな記事を書いたのだが、恥ずかしながらも自ら書いた冒頭の一文を引用してしまおう。

ここが最高到達地点だろうと疑いもしなかったポイントを、『BLUE GIANT』はまた超えてくる。

ここ数巻は若干停滞を感じていたのだが、今回は久々に「超えて」きたよな。レコーディングエンジニアのノアさんがガッツポーズを決める姿には、『ハイキュー』で月島が雄叫びを上げるあのシーンが重なり、思わず目頭が熱くなったものだ。会社を立ち上げたばかりの僕も、ひたすら愚直に突き進んでいく大の姿には思うところがあり、それもあってか妙に沁みる漫画体験であったことよ。

感動といえばこの記事も外せない。

河川敷で「タイマン」し書類送検された少年 決闘相手とは意気投合

  • 好きなヤンキー漫画は「今日から俺は!!」「HIGH & LOW」
  • 『タイマンしよう』とLINEで言ってきた。売られた喧嘩は買うしかないっしょと思って、やるならやってやるよという気持ちで『いいよ』と返事しました。
  • チクリは無しと決めていたんで、仲間の名前もBの名前も言わなかったです。

既にタイトルの時点から漂う青春文学の香り、期待を全く裏切らない最高のエピソード、突如差し込まれる綾小路翔のコメント。タイマンのきっかけから後日談に至るまで、その全てが眩しく青臭い。膝を打つ名文とは正にこの事。足立区・北区の対立というコテコテの構図もたまらないし、警察に止められた結果引き分けという完璧なノーサイド。この事件に目をつけ、しっかりとインタビュー記事まで落とし込んだ週刊文春の株を是非とも買わせていただきたい(非上場)。「荒川決闘ドキュメント side“B”」と銘打たれたアナザーストーリーがこれから公開されるようなので、首を長くしながらそちらも熟読の構えである。

あとこの記事も最高だったのを思い出してもう一度読んだ。やっぱり最高だった。人を救うのは人。僕は毎日救われています。

牙を剝く刺繍

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