最近はあらゆるものにアンテナを張り巡らせなきゃだめだなと感じています。
僕はもともと邦楽が好きでいろいろと聞くのですが、洋楽はあんまり。邦楽だとTwitterとかでいろいろと情報が流れてきて、あんまり高いアンテナ持ってなくても情報が入ってくるのですが、洋楽はそうはいかないじゃないですか。フジで観てハマったり、人から教えてもらったりする以外に洋楽の知識をインプットする機会がなかったんですよね。
そこで洋楽アンテナ施策として、KEXPのライブをYoutubeでひたすらディグるっていうのをやってるんです。笑
せっかくなので備忘録も兼ねて、2週間くらいの間でよかったなって思ったアーティストをまとめようと思います!
① How to Dress Well
こういうの好きぃ!って1曲目の1発目の歌メロでやられた。こういうエロい美メロ系の曲に滅法弱い。
調べてみるとこのクソかっこいいボーカルの人のソロプロジェクトみたいですね。ファルセット多用して、エフェクターガンガンかけたり、コーラスもたっぷり使ったりとにかくボーカルが綺麗。
アルバムも聴いたけど格好いい。おしゃれなの好きだったら気に入ると思います。
② The Lemon Twigs
Hostess Club Weekenderにも出演が決まってるThe Lemon Twigs。Hostessで発表される前にKEXPで見て、こんなバンドあるんだ〜って思ってたら出演決まって有名だったんだ笑ってなったアーティストです。見たときから何かそんな感じしてたんですけど、ボーカルとドラムが兄弟で二人でやってるバンドみたいですね。若いなとは思ってましたが19歳と17歳。めちゃくちゃ若かった。
動画見たらわかるんですけど、ドラムの叩き方が超きもい。腕めっちゃ長くて持て余してる感じが化け物っぽい。笑 (途中で入れ替わるけど)ボーカルの兄貴はイケメンなのに、弟は服もやばいしなんかもう怖い。笑
めっちゃdisっちゃったけど曲はというと、なんかスゲェBeatlesっぽい?牧歌的で、コーラスワーク多用してて、どこか懐かしい感じ。でも曲の構成とかすごい複雑で、1曲の中にいろんな要素が含まれてる。どこか『子供のおもちゃ箱』っぽいなって僕は思いました。兄弟揃ってギターめちゃ上手いし、それぞれのボーカルの曲は全然雰囲気が違うのに同じ『The Lemon Twigs』っていう箱の中に収まってる。紛うことなき天才だなって思います。
③ Mitski
KEXPではあんまり見ない日本人アーティスト。MVが話題になったり、Pitchforkの『Best New Music』に選ばれたりと今すごいっぽいですね。HostessのTwitterで見たことはあっても聞いたことなかったこの人。めっちゃよかったすわ。超エモい。
シンプルなシンガーソングライター。なんかコードどころか6弦しか弾いてなくね?って思ったら他のライブ映像だとベース弾いてて笑った。かと思いきやPVではオルタナっぽいギター掻き鳴らしてて多分こっちが本当のプレイスタイルなんだろう。共通して言えるのは、極限にシンプルなギターに少し掠れたような声で歌い上げるエモいメロが最高。特にサビは何か訴えかけてくるものがりますよね。すげー悲しいのに目を反らせない感じ。思わず聞き入っちゃいます。
”Your Best American Girl”がいい曲すぎて震える。普通にアルバム聞こうと思います。
④ Kishi Bashi
Mitskiに続いて日本人アーティスト。一応シンガーソングライターに属するのかな?ヴァイオリンにループやらエフェクトやらかけまくって演奏するタイプの珍しいアーティストです。楽曲にはヴァイオリン特有の幻想的な雰囲気がたっぷり盛り込まれてて最高。オブモントリオールに参加してたこともあるみたいですね、スゲェや。
ループだけじゃなくて、指で爪弾くみたいにしてミュートっぽい音出したり、ウクレレみたいにして弾いたりと『こんな弾き方あんの!』って驚けるから是非とも見て欲しい。そうじゃなくてもシンプルにバイオリンってかっこいい。かなりロックなバイオリンソロとかもあるけどそれがマジで痺れるし、歌いながらめちゃ難しそうなの弾いててスゲェ。
Kishi Bashiに関しては最近上がったライブ映像よりも、昔のやつの方が好き。なのでちょっと前のやつ貼っておきますね。
⑤ Kate Tempest
ポエトリーリーディング系のラッパー。あんまり女性のラップって聞いたことなかったんですけど、これクソかっけぇっす。
ぶっちゃけ英語のポエトリーなんて聞いてても全然わかんないんですけど、アルバム名が『Let Them Eat Chaos』 厨二っぽくて最高。ポエトリーリーディングなんで、熱量爆上げ系のヒップホップって感じじゃなくてダークにクールに語りあげるようなラップが特長です。
動画だと丁度4分のところから2曲目が始まるんですけど、曲始まって20秒間のリリックで完全に持ってかれた。必聴。クソかっこいい。
トラックじゃなくて実際に人間が演奏してるのも個人的には大好きっす。
まとめ
こうやって自分が見つけたアーティストを自分の言葉で紹介するのいいですね。ちゃんと自分がこのアーティストの何が好きなのかちゃんと言語化できるって大事だなって思ったので、定期的にやりたいと思います。
Coachellaのラインナップも出たことだし、そっちからもディグろうかなって思ってるのでしばらくはディグ生活します。