三栄水栓のシャワーヘッド『RAINY』を何故今まで使わなかったのか

買って良かった

このお風呂場の革命児の手にかかれば2500円でQOLがストップ高である。

もしもタイムマシンがあったなら今すぐ2016年1月の一人暮らしを始めたばかりの僕に「今すぐこのシャワーヘッドを買うんだ」と鬼気迫る表情で告げに行く。絶対にだ。

*12/5 加筆→毎月記録している水道代の推移を追加しました!節約になっています!

三栄水栓『RAINY』

我が家のお風呂は世の多くの一人暮らし物件がそうであるように、決して高性能とは言えないシャワー装備を備えている。温度調整はお湯と水の比率を変えて行うアナログスタイルだし、お湯を一時的に止める装置など存在せず、どんなに黄金比の温度のお湯が完成していたとしても一度シャワーを完全にストップしなければならない。

ちなみに今はこのように不満を述べてはいるが、これらは全て実家の快適なシャワーへの懐古のようなものでしかない。一人暮らしの貧乏社会人の僕が実家の一戸建てと同クオリティのお風呂空間を求めること自体が分不相応な願いであって、今の自分には望むべくもないことであるという思いが頭のどこかに蔓延っていたのである。

そんな僕の固定概念を見事にひっくり返してくれたのがこのシャワーヘッド『RAINY』である。先ほど述べた不満達はこのシャワーを体験してから、思い返してみるとあれって不便だったよなと気付くことができたのである。

ちなみにシャワーヘッドを交換するのは思いの他簡単で、既存のシャワーヘッドも実はくるくると回すだけであっという間に外すことができる。ネジ穴は何種類かあるらしいのだが、この『RAINY』にはそのネジ穴を合わせるためのパーツもついているので安心。

それでは見て欲しいこのシャワーフェイス(造語)を。

↑光り輝く「MADE IN JAPAN」の文字列と指先で触ってみてもわからないほど小さいシャワー穴。

シャワーヘッドの肝とも言えるこのシャワー穴とシャワーヘッド『RAINY』がもたらす恩恵について語らせてくれ。

 

シャワーの気持ち良さとカバレッジ

まずは何と言ってもその水流の気持ち良さである。シャワー穴が小さくなったことによって水流が細くなり、なおかつ以前のシャワーヘッドと比べて圧倒的に本数が多くなっている。きめ細かく密度も高いシャワーは気持ちよく、水勢も強すぎず弱すぎずベストなシャワー圧を実現している。

そしてもう一つの利点はシャワー範囲がものすごく広いことである。シャワーフェイスが大きく、より広範囲にシャワーを出すことができる。冬場にありがちな、右を温めている時左が寒いというような頭隠して尻隠さず事案がなくなりそうである。

 

シャワーが細いと冷たく感じる?

Amazonのレビューを見ているとシャワーの水流が細くなった分、冬場はシャワーが冷たく感じるというレビューが目につくが、シャワーの温度を1度あげてやればなんの問題もない。

冬場はシャワー範囲が狭い方が致命的ですよ。

 

手元のストップボタン

語るまでもなかろう。個人的には我が家のシャワーにこの機能が導入されたことによる効能が一番大きい。

 

節水

パッケージには約50%の節水、そして年間25,400円の節約ができるとある。僕は常日頃から情報を鵜呑みにしないことを信条としているので情報を鵜呑みにしない。

今年の抱負にも書いた通り、何にお金を使っているのかはっきりさせるという目標のもと、月々の電気・水道・ガス料金をExcelに記録しているので、何ヶ月後かにどれだけ生活費を節約することができたのかを実際に比較してレポートしたいと思います。

 

節水効果は?

RAINYを使い始めて約半年、今年の我が家の水道代データをご覧ください。

いや全然変わってないやんけ。

そもそも年間25,400円も水道代を払っていないので、年間25,400円の節約は実現できなさそうである。

と思ったのだがよくよく考えて見ると、5月頃から同居人が増え、水を使う量が単純に二倍になったはずなのである。サウナにハマって外で風呂に入る機会が増えたとはいえ、水道代も倍になってもおかしくないのに水道代は同程度を維持されている。その点を加味するとRAINYの50%の節水効果はあながち誇大ではなさそうである。

シャワーヘッドを取り替えるだけで、とにかくお手軽にQOLが上がる。なんとなく面倒くさいなぁという理由でシャワーヘッドを交換しないのは勿体ない。静観は無しである。

 

『RAINY』に一言。

シャワー◯◯という造語を沢山造ってしまった気がする。

タイトルとURLをコピーしました