なつやすみバンドと空気公団を観た(後半)

なつやすみバンドと空気公団の対バンの話の後半、なつやすみバンドに関して

前半はこちら『なつやすみバンドと空気公団を観た(前半)』

ドラムの瑞希ちゃんが可愛さの塊だった

まずこれに言及しないと始まら無い。既にセッティングの時点でシルエットしか見えてないのにめちゃ可愛い。お団子が2つ猫耳のようになってるあの髪型なんていうんですかね?ライブが始まって照明がついてからはもうただの釘付け。いいスネアとか貢ぎたい。MCも可愛いし、やっぱり声がボーカルの中川さんととても合ってて最高にキュート。

「猫耳 お団子 2つ」でググったら色々と画像あったけど、どの画像よりも瑞希ちゃんの方が可愛いのだ。

 

なつやすみバンドについて

『毎日がなつやすみだったらいいのになぁ』というスローガンを掲げたこのバンド。以前何かで読んだインタビュー曰く、ライブ中のグルーヴみたいなものには興味がなくて、ひたすらリハを何回も重ねて音源の世界観を再現することに努めているとか。本当にその通りで、難しい演奏しながら複雑なコーラスワークを易々とやってるのとか本当にすごい。リハ何回やってんだろうって感じ。

世界観としてはとても日本的なバンド。僕は1stの『TNB!』が一番のお気に入りで、一時期『せかいの車窓から』しか聞いてない時期もあったくらい。夏休みの終わりの頃のあの最高にエモい空気と気持ちをぎゅっと楽曲に落とし込んだような曲と歌詞。スチールパンってトロピカルだけど切なくて最高の楽器だよね。2nd以降はそんな中にちょいちょい横文字で違和感のある言葉が入ってくるのがなんとなく面白い。

はなればなれのセンテンスが あなたで 交わるシノプシス

-『ファンタジア』

みたいなね。

観るのは今回で2回目。前回は今年の夏の終わりにおとぎ話との2マン。時期もぴったりだったし、はっぴいえんどの『夏なんです』のカバーでライブが始まり、ベスト盤かよって思うくらい本当に最高のセトリ。

今回は正規メンバーの4人に加えて、フルート、トロンボーン、パーカッションという編成。

しかしMC.Sirafuのマルチプレイヤーっぷりには毎度驚かされているのだが、今回はトランペットにスチールパン・よくわかんない笛・弦6本あるウクレレみたいなやつ・シンセでひたすら音圧を肥やしまくってました。(僕らの界隈では彼のことを「音圧の肥やし」と呼んでいる)カクバリズム所属アーティストの共有機材って言っても過言じゃないあの人は、一体幾つのバンドに参加してるんですかね。

最初1、2曲はPAがガタついたのか、ちょっとイマイチな印象。ただそれ以降はだんだん落ち着いてきて、いつもの「夏の終わり」の雰囲気が完成して行く。セトリはほとんどが2ndと3rdから構成されていて、それも暗めの曲ばかり。いつもとは違うなつやすみバンド。本人たち曰く、そういう気分だったんだそう。

そしてアンコールでは、空気公団から山崎ゆかりさんを迎えて、僕の大好きな『なつやすみ(終)』のコラボ。今回のセトリ的に聞けないだろうなぁって思ってたから嬉しいサプライズでした。あと中川さんと山崎さん2人の歌声が綺麗すぎて癒やされます。にしても山崎さんは本当に歌が上手い。彼女が歌うだけで空気公団の曲みたいでした。

あと小っちゃいリコーダーみたいな笛吹いてるMc.Sirafuは四捨五入したらもう妖怪です。

なつやすみバンドの曲ではないんですが、本当に大好きなコラボで、夏の夜のエッセンスがこれでもかというほど詰まった名曲なので是非。

 

余談

余談もいいとこなんですが、会社のめっちゃMC.Sirafuに似てる人に似てますよねって言っていいものですかね・・・

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