中野『花は咲く』のかき揚げぶっかけうどん

いいご飯

フォーリンデブ・はっしーさんのインスタを見ているとなんとも美味しそうなうどんが載っているではありませんか!

フォーリンデブのおすすめにハズレなし。中野のうどん屋さん『花は咲く』に行ってきたのでご報告。

感想

JR中野駅を南口に出てトコトコと歩くこと10分、大して迷うこともなく到着。13:30過ぎに着いたと思うけれども前には3組ほど並んでました。店の前に不思議な配置で並ぶ用の椅子が並んでいて、店先にはリンゴジュースが飲めるというプチサービス。

15分ほど並んで入店。中は20席ほどでなかなかの満席。狭そうな厨房の中には5人のスタッフさんがぎゅうぎゅうに作業してました。僕昔から疑問だったんですけどうどん屋さんの厨房ってなんであんなにぎゅうぎゅうなんですかね?ラーメン屋とかだと多くても3人で結構広々使えてるのにうどん屋だけはなんであんなにぎゅうぎゅうなんですかね?うどん屋ってそんなポジションたくさんあるんですかね?うどん詳し人(うどんくわしびと:うどんに詳しい人)いたら教えて欲しいです。

メニューは結構たくさんありましたが一番安いのが釜揚げ系のシンプルなやつで550円くらい。高いものだと1000円超えてくるメニューもありましたが全体的にリーズナブルなメニュー展開でした。

どうやら推しは出汁らしく、5種類の出汁を完璧な温度と完璧な配分でブレンドしたらしい出汁つゆが推しに推されているので僕は『4種の野菜かき揚げぶっかけうどん』を注文。待つこと5分ほど

かき揚げのニュージェネレーション。野菜スティックみたいになった人参・さつまいも・かぼちゃ・インゲンがキャンプファイヤーのように組み上げられかき揚げられております。

添えられたレモンをググッと搾り、温められた出汁つゆをババーッとうどんにかけていざ実食。

福岡で食べた『大地のうどん』のうどんと似てる気がする。麺は柔らかくふわふわなんですがコシがないわけではなく、モチィーっとよく伸びてのどごしもツルツルと超美味しい。しっかり小麦の味もするし、食べやすくてスルスル食べちゃう感じのうどん。そしてこれがポイント。ここのうどんは【エッジが立って】います。以前何かで読んだのですがエッジが立っているうどんはとにかくいいうどんっぽいということだけ覚えております。いっつも家で食べてる冷凍うどんのように丸いうどんではなくしっかりと四角くなっていて、これはエッジだ!と思えるほどのエッジ。エッジはうどんのバロメーター。

うどんが美味ければ、もちろん出汁もめちゃくちゃ美味い。最後に少しだけ残しておいた出汁つゆを飲んでみたのですが、これがもうガツンッと美味い。5種類の出汁を混ぜ合わせて、こだわりの醤油と合わせた出汁つゆの香りは超複雑で超濃くて、甘みがとんでもない。普通は昆布とか椎茸とかカツオとか2種類くらいしか使ってないから飲めば何の出汁かはわかるんですが、ここの出汁はもう絡み合いすぎてわからん。とにかく美味い。

これをただ茹でただけのうどんにぶっかけて食べるのはシンプルで最強に美味かったです。

一緒に行った友人は『揚げ餅とエビ天のカレーうどん』を注文。

カレーが超濃厚。出汁がすごく甘いので甘みがまず来るんですがその後にはカレーの辛さが喉にカーッときます。ふわふわなうどんが濃厚なカレーのスープと相性が良くこれも最高。添えてある梅肉を一緒に食べるとさっぱりと食べられてまた一味違った美味しさが楽しめるという憎いカラクリ。

ランチのうどんはデフォでなかなかのボリュームだったので大盛りを食べる時は慎重になった方がいいかもしれないです。僕は普段麺類は大体大盛りにして食べますが、普通盛りで十分お腹いっぱいになりました。

今回はランチタイムの訪問だったのですが、ドリンクメニューを見ると王禄や黒牛など本格的な日本酒が並んでおり、夜に飲みに来たい。うどん屋で飲んだことはないのですが一件でシメまでいけて最高そう。

 

最後に

グランドメニューとは別に壁に貼ってあるメニューの中にパクチーの文字。パクチーうどんという官能的な響きに脳のメモリの大部分を持っていかれましたが、初めて来た時に変わり種を頼むのは邪道だと思っているのでなんとか我慢。パクチーかき揚げというメニューも存在したので次回はパクチーうどんにパクチーかき揚げをオンしたい。

メニューがたくさんあって選びきれないので複数人で行っていろんなメニューをシェアしながら食べたい。なんにせよまた行きたいうどん屋さんです。

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