『バーフバリ 王の凱旋』がエンタメとしてとにかく最強だった

バーフバリ、それは王たる素質。

バーフバリ、それは正義の道。

バーフバリ、それは愛の証明。

バーフバリ、それは強さ。

圧倒的なスケール感!見た事の無いスピード感!酔うほどに濃い世界観!こんな映画を待っていた・・・!!!誤解を恐れずに言ってしまおう、この映画を作ったやつはバカだ!

千の言葉を尽くしても語りきれないであろうこの映画の魅力を僕が全力で語るから、あなたは振り落とされないように全力でついてきて欲しい。そしてまだ観ていない人がいるのであれば、是が非でも観に行って欲しい。それくらい、『バーフバリ』は素晴らしい。

点数?

5万点!!!!








エンタメとしての最高峰

ここまで僕らを楽しませる事に特化した映画が、今まであっただろうか。面白さだけでガンガン殴ってくる。

最早映画という枠を超えて、世界中のエンタメ市場にバーフバリという巨象が現れた。このままでは世界中の可処分所得をバーフバリに根こそぎ持ってかれてしまう。

なんせここのスタッフ達、CG感を隠そうともしない。荒ぶる戦象、空を飛ぶ白鳥の船、絢爛豪華な王宮、壮大な戦争シーン。全てが「カッコよければええやん」「デカいほうがええやん」「いっぱいおった方がええやん」の正義の下に作られているこの映画。とにかく壮大さ、荘厳さ、デカさ、かっこよさばかりを追求して、細かいディティールを全てガン無視するその姿勢は生半可ではない。

僕が最も心震えたのが、冒頭で象が弓を構え、バーフバリが巨大な弓矢を放つシーン。あまりの有り得なさに思わず笑ってしまうようなシュールさをたたえていながらも、僕は心の奥底で彼の漢らしさ、そしてあまりのかっこよさにシビれた。

一瞬のかっこよさのためならどんな労力も厭わない。全てのシーンがそのたった一点のみを見つめ、瑣末なディティールなどまとめてかなぐり捨てて作り上げられたこの映画。道理で最強な訳だ。

 

語彙力を奪う圧倒的な熱量

この映画の感想を述べる時、「ヤバい」と「アツい」以外の語彙は必要無い。

音楽も映像もアクションも演者も脚本も、とにかく全てが圧倒的な熱量を持って描き抜かれたこの作品。

そのあまりの熱量に当てられた僕らの頭と心はオーバーヒートを起こし、正常な思考を保つ事が叶わない。その結果、僕らの口をついて出るのは「ヤバい」「アツい」などの原初の言葉に限られてしまう。人間のDNAに刻まれた原始の感情。永き眠りについていたそれらを『バーフバリ』は叩き起こし、僕らは内側から湧き上がる業火のような感情に身を焼かれる。

バーフバリマジヤバい!!!

 

冒頭で堂々と行われる壮大なネタバレ

驚くべきことにこの映画、開始数分で全てのストーリーが明らかになる。

あれ正直全く意味が分からないのだが、どういう訳か映画が始まってすぐに数分のプロローグが始まる。それが終わると本編に突入するというカラクリなのだが、ストーリーが進んでいくにつれて明らかになる衝撃の事実。プロローグだと思い込んでいたあの映像は、この後2時間半かけて上映される『ハーフバリ 王の凱旋』の全てなのだ。全ての観客は映画で起こるほとんどの事象を事前に把握した上で、この映画を観る事を強制される。こんな映画が未だかつてあっただろうか。

要するに、これは監督の挑戦状だ。

ストーリーなんぞに頼らずとも、俺の映画は面白い。

俺の映画はネタバレ程度でつまらなくなる芸術じゃねぇ。

「面白さってのはこういう事だ」と言わんばかりの超絶怒涛の漢気。そして『バーフバリ』は見事に証明した。本当に面白い映画にはネタバレなんか関係ない。その圧倒的な面白さで以ってして、観客の感性を蹂躙する。これまでの映画体験を丸ごとひっくり返すような圧倒的なエクスペリエンス、それが『バーフバリ 王の凱旋』だ。

 

過去最高の後味

なんと行ってもこの映画、後味が半端ない。

『monograph』堀口さんと、dripのインターン生である緑川君と観に行ったのだが、映画が終わってから渋谷の駅に着くまでの10分間、バーフバリ以外の話をほとんどしなかった。

ずっとサビ

とは堀口さんの言葉である。

口を開けば「ヤバかった」「アツすぎる」と呟いていたし、なんなら後ろを歩いていた女子二人組も映画館を出てからずっと感想戦を繰り広げていたのは胸熱でしかない。

ここまで強烈に後味を残す映画が、未だかつてあっただろうか。上映が終わって部屋に明かりが着いた時のあの異様な空気を、僕はこの先忘れる事はないだろう。余韻と呼ぶにはいささか熱がこもりすぎた映画館の雰囲気。誰もが「マジヤバかった・・・!」という感想を叫ぶのを堪えているようなあの緊張感。上映時間は3時間弱と決して短くないにも関わらず、観客の中には「バーフバリを・・・バーフバリをもっとください・・・」とバーフバリの禁断症状に喘ぐものいた(いない)

あの濃厚さで駆け抜けたはずの3時間弱、それを足りないとすら思わせるこの怪作。全ての観客の心にどデカイ足跡を残したことだろう。

 

バーフバリ・ドーピング

この映画を観てからというもの、僕の中のバーフバリがヤバい。メンタルがもの凄い上向きになるし、毎日やる気に満ち満ちている。顔の彫りは深くなり、髭も伸び、なんなら体つきも若干マッチョになった気がする。

その証拠に、鑑賞後にパワーと勢いだけで書いた記事がこちら。

恵比寿で働く僕がオススメする、1000円前後の最強ランチ5選

普段の文体と比べると圧倒的に文章がマッチョでゴリゴリしている。これも全て僕の心のバーフバリがそうさせるのだ。

ここまで僕の心を筋肉質にしたカルチャーって『バーフバリ』以外だと『バチバチ』くらいかもしれない。

この1巻の表紙はどう見ても不良漫画にしか見えないのだが、なんせこの漫画、相撲漫画である。マッチョ前提、ゴリ不可避。で、めちゃくちゃアツい。スポ根マンガはこの世に数多くあれど、『弱虫ペダル』と同じくらい僕をアツくさせたのは『バチバチ』以外に無い。

『バチバチ』『バチバチ BURST』『鮫島、最後の十五日』という3部作なのだが、最終章は未完。漢の生き様を圧倒的な熱量で描くその在り方は、『バーフバリ』のそれとも通ずる部分がある。

 

おわりに

今までの映画観を一発でひっくり返す最強の作品だと思うので、観るときは歯を食いしばりながら面白さに震えてください。

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