フジロック’17 – 2日目

激動の二日目である。

瞬間的に見れば今年一番雨が激しかったのは初日のオーガの時間帯であるが、日別で言えば間違いなく二日目が一番しんどかった。あんなに振られたらビールも全然飲む気にならない。

そんな雨降りの二日目ですがアクトはどれも最高の一日でした。

 








サンボマスター

最高のライブでした。

10年ぶりのフジロックらしいサンボマスター。ROOKIEでも演ったと言いながら弾き始めた『その温もりに用がある』のイントロの時点で僕号泣。その後も『青春狂騒曲』『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』『世界を変えさせておくれよ』などの誰もが知っているヒット曲や『俺たちの進む道を悲しみで閉ざさないで』など最新の曲まで徹頭徹尾、最高にエモく、最高にアツいライブを披露したサンボマスター。

MCの一言、ギターソロの一音、サビの一フレーズがいちいち心に響きやがって、気付けばボロボロと涙を流していました。

本当の事を本当の言葉で語れるのは後にも先にもサンボマスターだけだと思います。一生大好きだ。

サンボマスターの戦いについて

 

PUNPEE

「ヒップホップだけど時間通りに始めます」なんて緩く登場したかと思いきや、まさかの一曲目で『お嫁においで』を披露。会場をホワンホワンとした雰囲気で包み込むと、続いて披露したのはLinkin Parkのリミックス。

「適当に揺れてー」とか「適当に上がってー」ってしきりに言ってたのが印象的。

ただ前日の疲れがどっと押し寄せて来て思わず寝てしまった。どうやら最高のライブだったらしくなんであそこで寝てしまったのかと後悔の念が半端ない。

ワンマンに行こうと思ってます。

 

never young beach

我らがネバヤン。雨の影響もあってか人が溢れるくらいの盛況ぶり。

一曲目『明るい未来』でマーキーの温度をガッと上げると、オーディエンスも一気に前線へとなだれ込む。気付くと前線は相当な盛り上がりで誰もが楽しそうにゆらゆら踊ってるし、ステージの熱量がダイレクトにオーディエンスに届いててマジで良かった。ボーカルの阿部君始め、メンバー全員がめちゃめちゃ楽しそうに演奏してたのがグッと来た。

新譜に収録されている曲もバッチリライブ映えしていたし、昔に比べると随分ライブのセットリストが充実して来た感じがする。盛り上げてもよし、ゆったり揺らしてもよし。どんなステージでもネバヤン色を出せる演奏力と人気を手にしたネバヤンの今後は日本中が注目するところでしょう。

 

THE LEMON TWIGS

若干20歳の天才兄弟。彼らが動いてる姿はYoutubeでKEXPの動画を見たのが最後だったのだけれども、そこからとんでもなく進化を遂げていた。

先にボーカルをとっていた兄貴の方は超絶技巧のギターにはさらに磨きがかかり、ボーカルには圧倒的な凄味みたいなものが備わっていて、正直段違いだった。弟の方はというと、ドラムのフォームが化け物じみた悍ましいものから若干人間らしくなっていて安心した。んでとにかく上手い。

楽器をコロコロと入れ替え、弟がボーカルをとり始めるとこれまた兄貴とは違った良さがある。ギターを弾く姿はロックンロールのそれだし、当たり前のようにめちゃくちゃ上手い。

曲は相変わらず子供のおもちゃ箱のように色々な顔を見せる不思議な感じ。でも今回のライブで彼らの底力みたいなのを垣間見たし、彼らがこれからの音楽シーンを担っていってほしいと思いました。

 

小沢健二

一部で大カラオケ大会なんて呼ばれているオザケンのステージ。ベスト盤かってくらいのヒット曲揃いのセットリストは、往年のオザケンディープ層からオザケン一度は見とくか層まで、オーディエンス全員を楽しませる最高のライブでした。

ホワイトは当然、かなり早い時間から入場規制がかかっていて、『Cornelius』を2曲だけ観てホワイトに来た僕は完全に圧倒的大勝利でした。フリッパーズギターの再演を期待していない訳ではなかったけれども、彼らが今更それはありえないと分かりきっていたので、小山田圭吾の記憶をおかずにオザケンを鑑賞しました。

まさかの一曲目から出し惜しみなしの『今夜はブギー・バック』で会場を大いに沸かせると、続けて『僕らが旅に出る理由』を繰り出すというなんともファンに優しいセットリスト。

最後に演った『フクロウの声が聞こえる』は、去年のライブで聞いてからずっと僕の体に残っていた曲。いつまでたっても音源化されずにモヤモヤとしていたらここで改めて聞くことができて僕、歓喜。9/6のシングル発売日が今から待ち遠しいです。

 

LCD SOUNDSYSTEM

今年のフジで一番楽しみにしていたLCD。期待を裏切らない最高のステージでした。

元々LCDは音源で聞くとパッとしないけど、ライブはバチクソかっこいいという印象。印象通りでバッチクソかっこよかったです。

ゆったりと持ち上がるイントロとか、多彩な楽器をメンバーがコロコロ変わりながら演奏するのとか、サビの爆発的な盛り上がりとか、とにかく何もかもが最高にかっこよかったLCD。雨が結構降っていたけれども、それも彼らには似合っていました。

ちなみに帰って来て音源聴くとやっぱりパッとしない。ここまでパッとしないのもすごいと思う。

 

おわりに

この日のベストアクトはサンボマスター。

音楽聴いてあそこまでボロッボロ泣いたのは初めてでした。ワンマンに行きたい。浄化されたい。

フジロック’17 – 1日目

フジロック’17 – 3日目

 

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