いい音楽

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ループで積み上げる情熱とグルーヴ。Tash Sultana『Flow State』

Tash Sultanaの1stアルバムがちょっと震えちゃうくらいの怪作だ。良い、というか良すぎる、というか良すぎて死ぬ。サイケデリックな曲展開、怪物的なギタープレイ、そして魂震わすパワフルなボーカル。とにかく良い。一も二もなく良い。そこに...
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ゲーム音楽と宇宙的SFと爆発的なキャッチーさ。Louis Cole(ルイス・コール)『Time』

Flying Lotusが主宰するレーベル、『Brainfeeder』の勢いが止まらない。 Kamashi Washington、Thundercat、Ross From Friend、Dorian Concept etc...錚々たる面々...
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僕の音楽の探し方。新しい音楽を知りたいなら、”音楽通通”になろう。

よく一緒にライブに行く知人がいるのだが、彼が誘ってくれるライブは外れた事がない。 Kamashi Washington、Trashcan Sinatras、Ibeyi、Jamila Woods etc...ごく一部ではあるけれども、どれも彼...
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鳥肌モノの歌声と情念。Mitski『Be the Cowboy』

Mitskiを聴く時はボリュームを一つか二つ、上げて聴くようにしている。彼女の息遣いや声色、その歌に込めた感情の一つ一つを、余すことなく受け止めるためだ。 聴くのにある種の覚悟を要するほどの熱量で込められた情念。前作から彼女のSSWとしての...
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Now Playing Vol.10 – 夏の青空にはバカな曲が良いよね。Simon I『Simon I』

「こういう時このアルバムくそ響くよ!」を提供するNow Playing、記念すべき第10弾は正体不明のおっさん、Simon Iのセルフタイトル。 ググっても大した情報が出てこないし、アルバムもこのセルフタイトル1枚のみ。読み方もずっと「サイ...
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少しだけスペシャルな日常を歌うSSW、カネコアヤノ『祝祭』

カネコアヤノが書く曲は、どれも僕らの生活の延長線上にある。いつもの日常から手を伸ばせば届く、ほんの少しだけスペシャルな場所を描いた楽曲。僕はその事を「暮らしがある」と表現したりもするのだけれども、彼女の歌はまさにドンピシャだ。 ホームアロー...
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ラストライブに思う事。チャットモンチーの完結に寄せて

2018年7月22日、チャットモンチーは完結した。 彼女らのライブを観るのは初めてではない。初めて見たのは2012年のフジロック。当時既にドラムの高橋久美子は脱退していて、2人体制。ルーパーを使ったり、パートをくるくると入れ替えたりしながら...
Now Playing

Now Playing Vol.9 – 夏、夕方と夜の隙間をエモで埋める。Into it. Over it.『PROPER』

「こういう時このアルバムくそ響くよ!」を提供するNow Playing、第9弾はアメリカのエモバンド、Into it. Over it.『PROPER』 こないだたくちゃそさん家行った時に棚漁ってたらInto it. Over it.『PR...
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フジロック’18 3日目

前日夜の嵐のせいで、寝不足のまま迎えたフジロック最終日。 泣いても笑っても最終日、なんとか午後には天気も持ち直し、気持ち良くフジロックを終えることができたのには感謝している。 それでは行こう。 カネコアヤノ 朝ゆったりしまくったせいでかなり...